必要とされる早期検査
CT検査とMRI検査
がんに対するだけではありませんが、患部の精密検査と言えばCT検査とMRI検査が挙げられます。一般的に知られているようであまり詳しくは知られていない、この2つの検査について簡単に説明したいと思います。
まずCT検査のCT(Computed Tomography)という言葉ですが、日本語ではコンピューター断層撮影の意味になります。このCT検査では、通常のレントゲン検査と同じくX線を患者の身体に照射して行い、体内を透過したX線量をコンピューターによってデータ処理することで人体を輪切り表示にした画像を得ることができるのです。
そのために一般のレントゲン検査では確認できないような詳細な患部の状態を確認することが可能になるのです。検査時には患者はベッドに横になり、 その周辺をX線管球が回転する構造になっていてベッドを移動することによって目的の部位だけを検査していきます。このCT検査の検査時間は患部の位置や検査の内容によって多少異なりますが、およそ15分~30分程度と言われています。
X線を使用することで被爆を心配される方も少なくないと思いますが、最近では関係者の努力により、 X線による被爆量はかなり小さくなっていると伝えられているのです。とは言え、妊娠している女性は被爆による影響を受けやすいので、 病院の担当スタッフにあらかじめ相談される事をお勧めします。
もう一方のMRI検査ですが、こちらのMRI(Magnetic resonance imaging)とは日本語に訳すと核磁気共鳴画像診断法になります。このMRI検査は、強力な磁石と電波を使用して、患者の身体を任意の方向から検査するもので、これにより収集したデータをコンピューターで解析して画像化するものなのです。検査中の大きな音の発生を敬遠する方がいますが、機械の動作音なのであまり気にする必要はありません。また検査時間は約30分くらいでCT検査より少し長くなるようです。検査を受けるに際して、身体に付けている金属類を外す必要があったり幾つか注意事項があるので、こちらも検査時に病院の担当スタッフに相談された方が良いでしょう。