発生要因
喫煙と飲酒
現代の恐ろしい病気の代表にがん(悪性腫瘍)があります。がんは細胞の遺伝子に突然変異が発生するのがスタートと言われていますが、この発生原因には幾つもの要因が関係してきます。
この突然変異のメカニズムは未だに全てが解明されている訳ではありません。全く通常の細胞分裂によって突然変異が偶然に発生することもあると言われていますが、遺伝子の変異の確率を高める化学物質やウイルスなどの存在も明らかになっているのです。このがんという疾患の特徴に、偶発的にもたらされた要因と合わせて、患者自らが作り出しているとも言える要因が少なからずあるという事がいえます。
日常の生活習慣の中にも、がんを誘発する原因が潜んでいるのです。ストレスを解消するのに一役買っているアルコールですが、毎日大量に飲酒をする習慣のある人はがんの発生リスクが高いと言われています。
摂取したアルコールを体内で処理する酵素の一つがアセトアルデヒド脱水素酵素ですが、日本人はこのアルデヒド脱水素酵素の欠けた人が多いと言われているのです。つまり、アルコールの耐性が低いということになり飲酒によって様々ながん発生の可能性を高めているのですが、特に肝臓がん、大腸がんの原因になると指摘されています。
次に喫煙ですが、欧米では80%の肺がんが喫煙が原因と言われているほど発症の因果関係が明確になっています。1日あたりの喫煙数が多いほど、また喫煙期間が長いほど肺がん発症のリスクは高くなっているのです。煙草の煙には発がん性物質が含まれ、それを吸い込む喫煙によって肺だけでなくて全身の臓器にも悪影響が避けられないと言われているのです。昔から言われている言葉がありますね。「それでも貴方は煙草を喫いますか?」